スタジオ作例

冬の自然光って綺麗だよね。より綺麗な写真を狙うなら気にしておきたい5つの要素とは

Prologue

今年はもう少し写真関連のブログをアップしていこうかなと思っているスタジオオーナーです。

というのも、写真撮影においての気づきって撮影のその瞬間に気付いては、撮影終わりには忘れちゃうっていうこともあり、ひとつひとつ書き留めていないと次に活かせないかもと思っていまして。

記事によってはちょっとニッチすぎるかも笑
とはいえ、スタジオを利用する方ってもう設定値がどうとかっていうのは知っている方がほとんどかなと思うので、気にせずに書いていきますね。

自然光、と一口に言ってもその種類はかなり多い

自然光とは、ストロボ、電球などの人工的な光源から発生する光ではなく、太陽光線、あるいは天空光、雲の反射光などによる光も入ります。

そのため撮影地の周囲の環境によって多分に影響を受けます。

例えば、曇りの自然光と快晴の太陽光ではその光の届き方がまったく違っており、一度雲によって柔らかくなった光が注ぐため、意外と少し曇っていたほうがポートレートや物撮り時には相性が良かったりします。

より心地よい写真撮影をするためには、周囲の影響を気にするのもそうですが、季節や時間帯にもかなり影響を受けます。パッと思い浮かぶ自然光への影響は以下です。

  • 季節
  • 時間帯
  • 湿度
  • PM2.5
  • 空気中のチリ

2つめまでは気にされる方が多いのですが、意外と湿度以降はあまり気にならないという方も多いのではないでしょうか?
例えば空気中のチリがない状態は雨・もしくは高度が高い場所での撮影などがそれにあたります。

例を出しますと…

こちらは湿度が高い雨の日かつ川の近く。

こちらは高度が高い場所。

双方自然光だけでの撮影なのですが、街中での日常の光の加減と少し違うのに気づきますでしょうか?1枚目はしっとりしており、2枚目は遠くの明暗までくっきりと描写されています。

こういった写真たちを得るために、高度なところや湿度が通常とは異なる絶景スポットに向かうのもありですね。冬の光が綺麗なのも、主に湿度とかに関係してくるからでしょうね。

ではポートレートはどうだろう?

よりクリアで綺麗なポートレートを撮れる時間帯別は以下と考えています。上記は早朝の光。

早朝>朝>夕方>昼>夜

夜は当然、自然光はほぼないです。人工光で環境を作らないといけないため、ある意味難易度が上がります。

早朝は季節によって時間帯は変わりますが、冬の場合は5:00-8:00あたりが澄んだ色になりやすい印象。つまり、肌のトーンが綺麗にでます。

湿度やPMはそこまで影響されないものの、背景のクリアさには影響してくるのでできれば気にしたいところですね。

自然光が綺麗に入って安いスタジオは?

ちなみにですが、スタジオプロローグの朝の光はとても綺麗です。なおかつ渋谷という立地にしては安い方。

自然光が入るスタジオは結構あるのですが、こと”綺麗に入る”っていう場所は若干数しかなく…。また結構単価も高かったりします。

持論なのですが、直射光だけだとダメで、窓の位置や材質、レースカーテンも少々拘らないとここまでふわっとした光にはなりません。こういった部分もがっつり写真撮影をしている人でないと設計は難しいですね。

ちなみにですが、夕方もかなりよいとお声をいただいております。

実際にスタジオで撮影した夕方のポートレートは以下です

もし自然光で撮影したい!という方がいましたら、ぜひご利用くださいね。

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